世界で一番やさしい考え方の教科書を紹介していきます。
この本には、思考力を鍛える方法や順序が書かれています。
この本を読むと、以下の悩みが解決できます。
- そもそも考える方法がわからない。
- 仮説がなかなか作れない。
- 考えが出てこない。
- 考えが行き詰ってしまう。
この本の内容を知っているかどうかで、周囲とかなり思考力の差が付くと思います。
是非とも、一読をおすすめします。
思考とは?
思考とは、考えることだけで完結するのではなく、以下3つのサイクルを回すことで成り立っております。
- 認知する
- 思考する
- 行動する
これらは思考の全体像であり思考するうえで欠かせない要素です。
具体的にそれぞれの要素を解説していきます。
認知する
認知するとは事実を正しく捉えることで、思考の土台とも言われる大切な行為です。
特にビジネスの場面では、相手の発言を正しく理解して仕事の方向性を決めていく必要があります。
相手のことを正しく認知するためには、以下3つの認知が重要です。
・言葉の認知
相手の発言の言葉の意味を質問する。
・状況の認知
相手の発言の状況や方向性を質問する。
ここで相手の具体的なイメージ化をします。
・意図の認知
相手の発言の背景や理由を質問する。
ここで相手の言いたいことを確認します。
認知のポイントは、相手に質問を投げかけて具体的な状況を機にしながら進めることです。
ここで相手の話を聞くときは決して否定したり先走って自分の意見を言うのではなく、ありのままの相手の発言を聞くようにします。
人は自分の考えを否定されると自己弁護に走る傾向があるためです。
思考する
1.問いを書き出す
まずは何について考えるかを整理します。
問いリストを作っていきましょう。
2.考えるべきことに順番をつける
問いリストの優先順位をつけていきましょう。
3.問いの答えを出す
まずは仮の答えを書いていきましょう。
ここではとにかく考えの流れを見えるようにすることが重要です。
いきなり80点を目指すと身動きできなくなるので、20点から目指して後から修正していきましょう。
4.解像度をあげる
具体的には?なぜ?を質問していきます。
行動する
行動のステップは以下3点です。
1.相談する
2.情報収集する
3.休む
思考が止まっていることに気づいたら、まずは行動しましょう。
行動して何かを得たらまた思考する情報へと戻しましょう。